こんにちは!
セブ島への語学留学を検討している皆さんに向けて、この記事では実際にセブ留学2回の経験をもとに治安の実情や注意点、安全対策のコツを詳しくご紹介します。

「セブって治安どうなの?」「東南アジアってやっぱり危ない?」という疑問、不安に思っている方は多いはず。でも、安心してください。正しい知識と行動さえあれば、セブ島での留学生活はとても楽しくて快適なものになります。
実際、私もセブで数ヶ月間語学留学を経験し、多くの素敵な出会いや学びがありました。一方で、「これはちょっと危なかったな…」というリアルな体験もありました。
この記事では、そんな実体験を交えつつ、セブ島の治安事情と安全な留学生活のためのポイントをわかりやすくお伝えします。
セブ島の治安は?一言で言うと「注意すれば安全。でも油断は禁物」
フィリピン全体で見ると、セブ島は比較的治安の良い地域とされています。特に観光地や留学エリアでは警備員も多く、ある程度の安全は確保されています。
ただし、日本の感覚で行動していると、スリや詐欺、軽犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
「日本より安全な国」ではなく、「日本と同じではない国」と認識することが大切です。
セブ島のエリア別・治安マップ
■ 比較的安全なエリア
- ITパーク(IT Park)
→ セブのビジネス街で、多くの語学学校やレストラン、カフェが集中。警備員が常駐しており、昼夜問わず比較的安全。 - アヤラセンター周辺(Ayala Center Cebu)
→ 高級モールがあり、外国人や富裕層が多く集まるエリア。セブ市内で最も治安が良いとされる地域のひとつ。 - マンダウエ市の一部(Mandaue)
→ 新興住宅地やモダンなカフェが増えつつあり、学生や若者が多く暮らすエリア。
■ 注意すべきエリア
- カルボンマーケット周辺(Carbon Market)
→ 活気あるローカルマーケットだが、観光客を狙ったスリや詐欺が多発。なるべく日中に短時間の訪問を。 - コロンストリート(Colon Street)
→ フィリピン最古の商業通り。安価な店も多いが、スリや置き引きが頻繁に起きる。 - ラプラプ市の一部(Lapu-Lapu)
→ 空港やリゾートがある一方で、裏通りでは盗難・ひったくりの報告も。通る道を選ぶことが重要。 - マンゴーストリート(Mango Avenue / General Maxilom Avenue)
→ セブで最も有名なナイトライフスポットの一つ。楽しいが、深夜の犯罪リスクも高い。詳細は次項で解説します。
マンゴーストリートは留学生の夜遊び定番エリア。でも注意が必要!
セブ島で「ちょっと遊びたい」と思ったとき、多くの留学生が訪れるのがマンゴーストリート(Mango Street)です。
バー、クラブ、KTV(カラオケ)などが並び、週末の夜は大盛り上がり。外国人やローカルの若者が音楽に身を任せて踊る、まさに“南国の夜”という雰囲気です。
しかし、この通りでは楽しい時間の裏でスリ、ひったくり、勧誘トラブルなどが日常茶飯事。特に酔っていたり、深夜に一人で歩いたりすると、犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。

実際に私の男友達は頻繁に足を運んでいました。結構深夜まで遊んだりしていましたが、特に危険な体験はしなかったとのことです。しかし、日本の治安と比べたら安心はできません。一人行動は避け、団体行動することをお勧めします。特に女の子の独り歩きは絶対に避けましょう。
▽ 実際によくあるトラブル
- 混雑したクラブでスマホをスられる
- 勧誘されたバーで高額請求
- バイクによるスマホのひったくり
- ナンパ目的の詐欺まがいの接近
▽ 安全に楽しむコツ
- 仲間と一緒に行動する(単独行動NG)
- スマホ・貴重品はポケットに入れない
- 深夜の徒歩移動はせず、必ずGrabで帰宅
- お酒の飲み過ぎは避ける(泥酔=無防備)
もし夜遊びに行くなら、「22時までには帰宅する」「荷物は最小限に」が鉄則です!
留学中によくあるトラブルとその対策
■ スリ・ひったくり
現地では、スマホや財布がスられるのは日常的です。ジプニーや混雑した通りで特に注意が必要。
対策:
- ショルダーバッグは前に抱える
- スマホはズボンのポケットに入れない
- 建物の中でしかスマホを取り出さない
■ ぼったくり・詐欺
観光客や留学生を狙って、相場の何倍も請求するタクシーやマッサージ店があります。
対策:
- タクシーは「Grab」一択
- 不明瞭な店には入らない
- 料金確認は事前に
私の体験談:
大きなバスターミナルからの帰り道で、そこに待機している白タクに乗車しました。はじめにしっかり料金を決め念を押したものの、支払いの際にはその何倍もの額を請求してきました。最初に決めた額しか払わないよと何分も粘り、やっと正規の額で承諾してくれました。
このとき、数人で乗車していたので心強かったですが、これがひとり、または深夜だったらと考えるとゾッとします。なるべくgrabタクシーに乗ることをお勧めします。

■ 子どもグループによる窃盗
コロンやカルボンでは、5〜6人の子どもたちが囲んできて財布を抜き取るケースがあります。
私の体験談:
ローカルマーケットで風船を売る子どもたちに囲まれ、腕を引っ張られたことがあります。可愛い仕草に油断しがちですが、目を離した隙にポケットに手を入れてくるのが常套手段。現地の友人に「観光客狙いだよ」と言われてハッとしました。
セブ島留学を安全に楽しむためのポイント
- 夜はできるだけ外出を控える(特に一人)
- 現金は最小限。貴重品はセーフティーボックスに
- 「Grab」など信頼できる交通手段を使う
- 現地の学校や寮のルールを守る(門限など)
- すぐに親しくなりすぎない(フレンドリー=信頼とは限らない)
セブ島は注意すれば最高の留学先!
ここまで読むと、「やっぱりちょっと怖いな」と感じるかもしれません。でも、正直に言えば、ほとんどの留学生がトラブルなく、楽しい時間を過ごしています。
実際、私のセブ島留学の思い出は、語学学校での仲間たちとの学び、美しい海、親切なローカルの人たちとの交流など、ポジティブなものばかり。
だからこそ、事前に「治安面の知識」と「対策」を身につけておけば、より安心してその楽しさを味わえるんです。
まとめ:セブ島留学を成功させるには「情報と意識」がカギ!
- セブ島はフィリピンの中でも治安が比較的良いが、場所と時間によりリスクあり
- マンゴーストリートなどの夜遊びエリアは注意して楽しむべし
- スリ・ひったくり
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